更新:2022-05-29 WHO(世界保健機関)およびUNFPA(国連人口基金)の統計資料に基づく平均寿命ランキング。 平均寿命・UNFPA版UNFPA(国連人口基金)はWHOと同じく国連の1機関で、主に人口分野を担っている。 UNFPAが発表した2022年版の世界人口白書(State of World Population)によると、平均寿命が最も長い国は日本で、男性は82歳、女性は88歳だった。 ただし、男女とも1位タイで他の国も並んでいる。 年齢は前年から変化なし。 男女別では、男性が82歳で、日本のほかオーストラリアなど10の国と地域が1位に並んでいる。 80歳以上は29地域あり、世界平均は71歳。 また、女性は日本と香港、マカオが88歳で1位。 80歳以上は75地域あり、世界平均は76歳。 本統計の数値は2022年時点となっており、WHOの統計より新しい。 そのため多少順位に違いがある。 また、男女合わせた平均値は掲載されていない。 ランキング下位は中央アフリカ共和国やシエラレオネなどアフリカの国が多く、平均寿命は50代となっている。 本統計はWHOと異なり、国や地域のほか領地なども含む。 中国は香港・マカオ等を含まず、別枠で記載。 数値は2022年時点のもの。 下表は平均寿命が長い順に並べた。
出典:UNFPA 世界人口白書2022年版の統計より。 平均寿命・WHO版WHOが発表した2022年版の世界保健統計(World Health Statistics)によると、平均寿命が最も長い国は日本で84.3歳だった。 2位はスイスで83.4歳。 日本と約1歳の差がある。 平均寿命が80歳を超えている国は31カ国。 ランキング上位はヨーロッパの国が多く、アジアでは日本の他、シンガポールと韓国が上位にランクインしている。 男女別では、男性はスイスが81.8歳、女性は日本が86.9歳でそれぞれ1位となっている。 日本の女性は2位の韓国に0.8歳差をつけている。 日本の男性は81.5歳で2位。 平均寿命が最も短い国はアフリカ南部に位置するレソトで50.7歳。 ただし、統計データがない国を除く。 世界全体の平均寿命は73.3歳。 そのうち男性が70.8歳、女性が75.9歳となっており、女性の方が約5歳寿命が長い。 本統計はWHO加盟国194の国と地域を対象としている。 数値は2019年時点のもの。 数値の記載がない国は「-」で記している。 下表は平均寿命が長い順に並べた。
出典:WHO 世界保健統計2022年版に掲載されている平均寿命統計より。 |